批評
舞台を通して寄せられた声
これまで出演してきた数々の舞台では、
地元紙や音楽誌から多くの好評をいただいてきました。
ここでは、その中から特に印象的な批評をピックアップしてご紹介しています。
ぜひご覧ください。

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◆《パルシファル》クリングゾル役
IOCO-Kultur(2023 年9月 11 日)
「木村善明のクリングゾルは、純粋なパルジファルとは対照的な存在だった。悪意と
権力欲に満ちたキャラクターを、力強く豊かな響きのバスバリトンで演じ、威圧的で舞
台全体を支配するような表現を見せた。木村の確かなバスバリトンは、憎悪の炎をま
き散らすような迫力を生み出し、観客を強烈に引きつけた。」

◆《FAUST》メフィストフェレス役
推(2020 年:ビーレフェルト歌劇場)
Westfalen-Blatt(2020 年 3 月 2 日)
「木村善明は、この作品の絶対的な支配者であり、常に舞台の至るところに存在して
いた......。その圧倒的な身体的存在感と声の力によって、冒頭から最後の瞬間まで
舞台を完全に掌握していた。」
Neue Westfälische(2020 年 3 月 2 日)
「メフィストフェレス役は、まさに木村善明のために書かれた役といえる。
コメディセンス、歌唱の確かさ、豊かな表情演技、説得力あるジェスチャー、
そのすべてが、傾いた世界でショーマスターのように場を仕切る彼の魅力を形作って
いた。」
nmz online(2020 年 3 月 4 日)
「とりわけ木村善明は、特別な難しさを見事に乗り越えていた。
“ホラー系メフィストフェレス”として常に舞台に現れ、常に動き、物語を操り、
全 5 幕を駆け巡る――まさにアスリートのような身体的パフォーマンスであり、
その上、役者としての表現力も抜群。そして何より、彼はそれらすべてを驚くほど見事
にこなしたうえで、歌唱も実に素晴らしかった。」

◆《フィガロの結婚》フィガロ役
(2019 年:ビーレフェルト歌劇場)
Kulturführer Ostwestfalen-Lippe(2019 年 9 月 30 日)
「木村善明は力強く、そしてホールを満たす響きを持つ!」
O-Ton.online(Rebecca Hoffmann、2019 年 10 月 28 日)
「木村善明は、そのスタイル感覚にあふれたバスバリトンで、
単なる“策士”以上の人物像を求められるこのフィガロの役に、理想的なキャスティン
グといえる。」
Theater Pur(2019 年 9 月 30 日)
「タイトルロールの木村善明は、夜が進むにつれて
力強い声によるスケールの大きな歌唱へと昇華し、
さらにその歌のラインもますますスタイリッシュに研ぎ澄まされていった。」
Neue Westfälische(2019 年 10 月 5 日)
「彼の多彩な声は、不器用さとユーモアの間で揺れる主人公を見事に描き出していた。」

◆《ラインの黄金》アルベリヒ役
(2018/ビーレフェルト歌劇場)
Der Opernfreund(2018 年 3 月)
「木村善明(アルベリヒ)は、大きなフレーズでは実に印象的な声を響かせていた。」
Neue Westfälische(2018 年 3 月)
「権力欲に取り憑かれ、結局は自らの虚栄心に敗れる“権力亡者アルベリヒ”。
木村善明は、そのキャラクターを見事に体現していた。

◆B.ツィンマーマン作曲
《Ich wandte mich und sah an alles Unrecht, das
geschah unter der Sonne》 バスソロ
(2018 年:Dr.エトカーコンサートホール)
素晴らしかったのは、2014 年から同歌劇場アンサンブルの一員であるバスバリトン、
木村善明だ。緻密に研究し尽くした極めて高度なパートを、溢れんばかりの情熱、的
確な抑制、皮肉を帯びた響き、そして壮麗な声量で表現した。どれほど激しいオーケ
ストラのアタックにも揺るがず立ち向かうその歌唱は圧巻である。「孤独な者には災い
あれ!」その言葉を放ち、観客を休憩へと導いた。

◆《フィガロの結婚》フィガロ役
《Ich wandte mich und sah an alles Unrecht, das
geschah unter der Sonne》 バスソロ
(とりわけ主要キャストの陣容は見事であった。
その中でも、東京およびカールスルーエで研鑽を積み、現在、トロッシンゲン音楽大学大学院にて
国家演奏家資格課程に在籍する日本人バリトン木村善明は、堂々たる存在感を示し、確固たる歌唱、明晰なディクション、そして魅了せずにはおかない演技によって、フィガロ像を卓越して体現
した。ビーレフェルト歌劇場が早くも次シーズンへの招聘を決めたことも、至極当然の成り行きであろう。
